書きた以下同文

みはえる

12:30
魚住と池上は学食で人気メニューの爆盛りカツカレー¥250を食べている仙道を見つけた。
仙道の周囲に座っているツレらしき男子生徒も同じように爆盛りメニューを談笑しながら食べていた。
魚住と池上は副菜に根菜とサバの味噌煮定食(ご飯大盛りまで無料)¥200を選び、少し離れた席に座った。
「午後からの授業は睡眠学習確定だな」
魚住は鼻で笑った。
「まぁ…最近は朝練、真面目に参加してるみたいだから大目に見てやってくれて」
池上は少しだけフォローした。
「新人県大会を目前にしてようやくキャプテンとしての自覚が芽生えたのか?」
「…イヤ…仙道が今、付き合ってる子が…どーも…めちゃくちゃバスケに詳しくて『 バスケ下手になったら捨てられるかもしれない』…からバスケ頑張ってるらしー」
「へぇ。来る者拒まず、去る者追わず…悪食と揶揄された仙道が…。変われば変わるモンだな。…どちらにせよ原動力が下世話過ぎる。長続きせんかも知れんな」
「どーだか。…越野から聞いたんだが…『オレのコトもっと好きになって下さい』と言って引き止めたらしい。…骨抜きかもな」
「目も当てられん」
「オレもそう思った。ところが…『今が一番、しんどいんですけど…仙道さんいると…今までで一番、楽しいんです』って言ったのは…彦一だったかな?」
「…
魚住はサバを一口食べ、どんぶり飯を搔っ食らう。
「楽しいのか。バスケ」
「あぁ。めちゃくちゃ楽しい、らしい」
池上も同じようにサバ一口食べ、どんぶり飯を搔っ食らった。
「「バスケしてぇな」」
同時に発声して笑った。